四つの言語を国語とするスイスの文化  

ドイツ語レッスン
担当 佐藤 夕美  チューリヒ発 

ごめんなさい


 

 謝りたいときには、Entschuldigen 丁寧に謝りたいときは Ich bitte Sie um Entschuldigung.と言います。
 Entschuldigung!は「済みません」と謝罪の意味がありますが、相手の注意を呼び起こす時にも使います。Entschuldigung, aber Sie haben den Schirm vergessen.(もしもし、傘をお忘れですよ)行く手に人がいて、道を通れないときなど、Aexgüsi!と言って、ちょっと道をあけてもらう時に使うスイスドイツ語。込んでいるバスの中でも、他人の肌に触れないように注意して、Axgusi! と言うと、出口までの道を開けてくれます。
 スイス人はあまり謝らないと聞きます。全く個人的経験からですが、それは間違っていると思います。Entschuldigung!と直接的に言わなくても、Es tut mir leid と言うこともあるでしょう。また、Danke für Ihr Verstandnis (ご理解いただきありがとうございます)という形かもしれません。ニュアンスはそれぞれ違うとしても、自分の非を認めない限り、言わない言葉だと思います。Entschuldigung! と言わなかったから、相手に謝罪の気持ちがないのだと短絡的に考えないで欲しいものです間違った人を責めるのではなく、間違ったことを直してもらいたいという態度で接すると、気持ちよく応えてくれるのがスイス人だと思います。たとえ、そのときにEntschuldigung! といわれなくとも、相手の誠意は伝わってきます。


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